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経営方針

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様には格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 当第2四半期連結累計期間におきましては、「新生ティア」のスローガンのもと、4項目のテーマを設け8つの戦略を推進しております。新規出店の状況につきましては、直営は愛知県下に2店舗、三重県下に2店舗、東京都内に1店舗を開設いたしました。フランチャイズでは、3店舗を開始し、これにより直営94店舗、フランチャイズ67店舗となりました。
また、当社グループは、2023年11月20日付で大阪府八尾市を中心に葬儀会館17店舗を運営する「株式会社八光殿」及び関係会社、愛知県豊川市を中心に葬儀会館23店舗を運営する「株式会社東海典礼」及び関係会社をそれぞれ子会社化いたしました。これにより当社グループによる会館数は合計201店舗となりました。
売上原価におきましては、固定費は増加したものの売上高の増収効果により負担割合が低下し、経費面では、新店稼働に伴う固定費の増加や、積極的な人材確保及び賃金制度改定による人件費、人事制度改革やM&Aに伴う支払手数料等が増加いたしました。
また、中核葬儀社2社及び関係会社の子会社化により、当第2四半期連結会計期間より連結業績の対象範囲とすると共に、上場会社グループとしての経営統合プロセスの推進及びシナジー効果を生み出すべく体制を構築しております。
この結果、当第2四半期連結累計期間における売上高は91億42百万円(前年同期比24.9%増)となり、売上原価率は前年同期比と比べ0.6ポイント低下し、販売費及び一般管理費は前年同期比29.9%増となりました。これにより、営業利益は9億62百万円(同18.0%増)、経常利益では7億99百万円(同1.6%減)、親会社株主に帰属する四半期純利益は5億16百万円(同5.0%減)となりました。
また、中間配当金につきましては普通配当10円とさせて頂きました。

2024年5月10日に「業績予想の修正に関するお知らせ」を公表し、通期連結業績予想を修正いたしました。通期の売上高としましては、2023年11月10日公表しました連結業績予想(以下 期初予想)に、上半期の増収及び中核葬儀社2社の子会社化に伴う増収効果を見込んでおります。営業利益におきましては、期初予想に対し上半期の増益及び中核葬儀社2社の子会社化に伴う増益効果を見込む一方、のれん償却費による減益要因を見込んでおります。また、経常利益におきましては、子会社化に伴う資金調達により支払利息の増加を見込み、親会社株主に帰属する当期純利益では、のれん償却費に伴う法人税等の負担率の増加を見込んでおります。
これにより、通期の見通しにつきましては、売上高は189億40百万円(前期比34.6%増)、営業利益は13億90百万円(同22.5%増)、経常利益では11億80百万円(同4.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は6億95百万円(同12.0%減)を予想しております。


 今後も当社は顧客第一主義を根幹に「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2024年5月吉日
代表取締役社長
冨安 徳久



関連リンク:業績ハイライト中長期経営計画配当情報

代表取締役社長
冨安 徳久

 

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