当社は旧 米国サステナビリティ会計基準審議会(SASB)(現在国際会計基準(IFRS)財団に統合)が提唱するサステナビリティ会計基準(以下、SASBスタンダード)に基づく情報開示の拡充に努めています。2025年2月現在、SASBスタンダードの範囲に葬儀業は含まれていませんが、類似する「プロフェッショナルサービスおよび商業サービス(SV-PS)」のスタンダードに関連する情報を開示しています。以下の実績数値は2024年9月期のものです。
プロフェッショナルサービスおよび商業サービスサステナビリティ会計基準
サステナビリティ開示トピックおよび開示指標
項目 | 指標 | 単位 | コード | 実績(2024年9月期) | 掲載ページ | 備考 |
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データ セキュリティ |
データセキュリティリスクを特定して対処する方法の説明 | ─ | SV-PS-230a.1 | サイバーデータセキュリティリスクへの対応部署として情報システム部を設置しています。ネットワークの監視、社内で使う全PCへのウイルス対策ソフトの導入、外部デバイスの利用制限等により情報システムの脆弱性に対処しています。 また、新入社員研修や標的型攻撃メール訓練を定期的に行いながら情報漏洩リスクに対する従業員の意識付けを行っています。 |
情報セキュリティ セキュリティ対策 | ─ |
顧客情報の収集、使用、保持に関する方針と慣行の説明 | ─ | SV-PS-230a.2 | 当社では「ティアの会」入会時や、葬儀申し込み時にお客様から個人情報の取得を行うため、プライバシーポリシーを定めています。これを自社サービスサイトに公開し、お客様に個人情報の管理を開示しています。 また、「ティアの会」入会申し込み、葬儀申し込み等においては個人情報利用に関するお客様の同意確認欄を設けています。 全ての従業員が適正に個人情報を取り扱うことができるよう個人情報保護マネジメントシステム(PMS)研修を継続的に行っています。 |
情報セキュリティ 個人情報保護体制 | ─ | |
(1)データ漏えいの件数 | 件数 | SV-PS-230a.3 | 4件 | ─ | データ漏洩のあった事案としては4件。この中で漏れた可能性のある顧客情報は13名。 ((3)影響を受けた顧客数と同じ) |
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(2)営業秘密情報(CBI)または個人を特定できる情報(PII)に関わる割合 | パーセン テージ(%) |
0.042% | ─ | 当社の直営会館で承ったご葬儀1件につき施主、故人様の2名分の個人情報をお預かりすると考えた場合の母数:15,424×2=30,848件(24年9月期)これを母数に情報漏洩のあった人数を割って算出。 | ||
(3)影響を受けた顧客数 | 13件※
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─ | データ漏洩があった際の是正措置としては、自社で発生した個人情報漏洩についてPMS研修時に共有し、従業員の意識を喚起するとともに、情報漏洩者については是正のための報告書提出を義務付けることで再発防止に努めています。 | |||
労働力の ダイバーシティと インクルージョン |
性別の割合: (1)経営幹部 |
パーセン テージ(%) |
SV-PS-330a.1 | 男性:93.7% 女性:6.3% 非開示または不明:0% |
─ | 執行役員も含めた数 ■男性:7名(社外取締役含む取締役)+8名(執行役員)=15名 ■女性:1名(社外取締役) |
(2)その他の全従業員(非派遣社員、派遣社員) | 非派遣社員【パート含む総数】 男性:60.2% 女性:39.8% |
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派遣社員 男性:22.7% 女性:77.3% |
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従業員の離職率: (1)自発的 |
パーセン テージ(%) |
SV-PS-330a.2 | 【パート含む総数】 12.3% |
関連データ > 社会 従業員 | ─ | |
(2)非自発的 | 【パート含む総数】 0.9% |
関連データ > 社会 従業員 | ─ | |||
従業員エンゲージメントの割合 | パーセン テージ(%) |
SV-PS-330a.3 | 59.7% | ─ | 2024年に実施した全従業員対象の「従業員満足度調査」結果(n=580)から算出。「この会社で働くことに満足している」という設問について5段階で回答。そのうち「ややそう思う」「そう思う」と回答した割合。 | |
専門家としての インテグリティ |
専門家としてのインテグリティを確保するためのアプローチの説明 | ─ | SV-PS-510a.1 | 当社は企業としての透明性を確保するために、葬儀業界の中で慣習的に行われてきたお客様からの「心付け」に対しては一切受け取らないことをポリシーに掲げています。本ポリシーの宣言ポスターを全会館に掲出することでお客様への認知を行っています。 また、要配慮個人情報や特定の機微な個人情報を知り得る立場であることを十分に認識し、プライバシーマークの取得・更新を行っています。 従業員に対しては、社内研修を通じた倫理・コンプライアンス規程への遵守に向けた意識付けを行うとともに、内部通報制度の仕組みを整え、企業倫理・コンプライアンスに反した行動や発言を早期に把握し、是正すべく運用しています。 |
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専門家としてのインテグリティに関する法的手続の結果としての金銭的損失の総額 | 報告通貨 | SV-PS-510a.2 | 該当なし | ─ | ─ |
活動指標
活動指標 | 測定単位 | コード | 2024年9月期の実績 | 掲載ページ | 備考 | |
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従業員数 | (1)正社員と パートタイム従業員 |
人(単体) | SV-PS-000.A | 600人 | 関連データ> 社会 採用・ダイバーシティ |
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(2)臨時雇用職員 | 124人 | 関連データ> 社会 採用・ダイバーシティ |
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(3)契約社員 | 0人 | 関連データ> 社会 採用・ダイバーシティ |
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従業員の労働時間 | 時間 | SV-PS-000.B | 1779.21時間/人 | 関連データ> 社会 従業員 |
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請求可能の割合 | パーセン テージ(%) |
100.0% | ─ | ─ |