新社屋TDLのサステナビリティ
2023年9月、ティア本社にティアのコミュニケーション活動をデザインする拠点として、新たな社屋が誕生しました。その名も、ティア・デザイン・ラボ(TDL)。
さて、このTDLはサステナビリティの観点からもいくつかお話したいことがあります。
まず環境面からお話しますと、新社屋の窓に採用したのは「Low-E複層ガラス」というガラス。複層ガラスとは複数のガラスから構成され、ガラスとガラスの間に空間(中空層)を持たせたガラスのことです。一枚ガラスに比べ、断熱・遮熱性能が高いのが特徴です。そのガラスのどちらかの面にさらに金属コーティングを施したのが「Low-E複層ガラス」。複層ガラスより、さらに断熱・遮熱の効果を高めています。TDLの事務所はとても大きく窓が取られている設計にも関わらず、室温27度設定で十分快適です。「たかが窓ガラス、されど、窓ガラス」だなと感じます。
さらに、ダイバーシティという観点では、1階に男女問わず利用できる個室の多目的トイレが設置されました。排泄行為は健康だけでなく、人としての尊厳にも関わります。体が不自由な従業員や、男女別の共同トイレを使いにくい事情のある従業員など、どんな方でも安心してトイレを利用する環境を本社に整えたことはティアにとっては小さいながらも確かな一歩ではないかと考えています。SDGsゴール8「働きがいも経済成長も」で挙げられている安全・安心な労働環境の整備にも合致したものです。
尚、話はそれますが、ティアの直営会館ではほぼすべての会館に個室の多目的トイレが設置されています。これもご参列されるすべての方に安心してティアの会館をご利用いただきたいという想いからです。
サステナブルな要素も盛り込んだ生まれたばかりの新社屋を起点に、今後もトータル・ライフ・デザイン企業としてさらに進化を遂げるティアの挑戦を、タイムリーにお伝えしていきたいと思います。どうぞお楽しみに!