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「最期の、ありがとう。」ティア
日進市

葬儀を通じて、故人様とご遺族の心をつなぎ、絆を取り戻す。

担当者
三原 新太郎
施行会館
ティア四軒家

「兄の葬儀の見積もりをお願いしたいのですが…」

会館にいると突然訪問されたお客様からご葬儀の相談をいただくことが多くあります。

事実、この時もそうでした。私が担当していた通夜が終わると、1人の女性が突然、会館に入っていらっしゃいました。

「兄の葬儀の見積もりをお願いしたいのですが…」

どこか見覚えのあるお顔。この会館で定期的に行われている葬儀セミナーに何度も参加され、熱心に勉強されている姿が印象に残っており、すぐに思い出すことができました。

事前に勉強されているだけあって、心の準備ができているのか、落ち着いたご様子でした。初対面ではなかったので、お互いに気兼ねなく、葬儀の予算やご要望などをお話しすることができました。詳しくお聞きすると、神道で葬儀を執り行いたいとのこと。私は神道の葬儀を何度か経験したことがあったので、すぐに見積もりを作成し、お渡ししました。それから1週間も経たないうちに、この女性のお兄様はお亡くなりになられました。

久しぶりの再会、最期の時間をゆっくりと過ごす。

お兄様が亡くなった次の日、神道は神道でも、これまで私が経験したことのない宗派での葬儀をご希望されていることが分かりました。私はこの宗派の祭主様に連絡をし、分からないことはお聞きしながら、準備を進めました。

お兄様は独身で、通夜の参列者は、身寄りの妹様とお姉様2人だけ。実は、何十年ぶりかの再会とのことでした。ご兄妹の間に何があったのかは分かりません。ですが、喪主である妹様、お姉様とも再会を心から喜んでいる様子でした。お兄様がご自分の葬儀を通して、再会させたのかもしれません。

ご兄妹だけの最期の時間。私はこの大切な再会と最期の時間をより深いものにしたいと、妹様とお姉様とともに過ごし、お話を聞く時間をなるべくたくさん作りました。そうすることで私自身も同じ想いを共有し、その想いに応えられる葬儀をしたかったからです。お兄様との想い出はもちろん、妹様、お姉様ご自身のこともお話をされました。その会話を通して、ご兄妹の絆が取り戻されていくような気がして、私は温かい気持ちになりました。

ティアで葬儀をして、本当に良かった!

通夜が終わると、お兄様とともに、妹様、お姉様は会館で最期の夜をお過ごしになりました。家にいるかのようにゆっくりとくつろいでいただけるよう、私は空調やお飲み物の準備など、できることをしっかりと行いました。妹様もお姉様も、お兄様にやさしく微笑んで声をかけていらっしゃいました。その夜、会えなかった年月を埋めるように、兄妹3人でいろいろなお話をされたかもしれません。

翌日の葬儀には、お姉様の旦那様も参列されました。最期のお別れの時、お兄様が好きだった演歌が式場に流れると、想いがあふれて、妹様もお姉様も、涙を流されました。

「兄の葬儀は、ティアでしてもらおうと決めていました。兄が好きだった演歌も流していただいて。ティアにして本当に良かった!兄も喜んでいると思います。ありがとう」。

喪主様が葬儀と真剣に向き合い、ティアのセミナーに何度も通ってくださり、その理念に共感してくださったからこそ、ティアを選んでいただけた。そして私が媒介となり、喪主様とティアの想いをつなぎ、また故人様、ご遺族の心をつなぐ、喜んでいただける葬儀ができたことを誇りに思っています。

担当者想い

担当者:三原 新太郎

担当者想い

目には見えない価値観を共有し、心をつなげる葬儀がテーマ。

故人様とそのご遺族の間には、いろいろな関係性や想いがあります。家族葬ではそれが如実に現れることがあります。だからこそ、故人様とご遺族の間にある関係性や想い、価値観を共有し、目に見えない心をつなげることが私のテーマ。葬儀をすればするほど、価値観の引き出しが増え、よりご遺族の心をつなぐ感動の葬儀ができると思っています。毎日が新しいチャレンジです。