経営方針
市場の動向
葬儀業界の市場動向
葬儀に関する需要は人口動態を背景に増加傾向で推移しており、ピークと見られる2040年にまで拡大すると予想されています。
一方、葬祭規模の縮小等により葬儀単価は低下傾向で推移しており、これにより葬儀業界の市場規模は微増に留まると見られています。(株式会社 矢野経済研究所「2023年版フューネラルビジネスの実態と将来展望」より(2023年8月)
葬儀業界の変遷
葬儀業界の環境については、約20年サイクルで変遷を遂げ、現在に至っています。葬儀業界の形成がスタートした頃は、葬儀社の役割は葬具の賃貸が一般的でした。それが、居住環境の変化や都市部への人口集中などにより、会館での葬儀が一般化し、葬儀社の担う役割は拡大しました。そして、最近では葬儀形態が多様化していることに加え、人口動態を背景に葬儀件数が増加しています。一方で、少子化・高齢化により葬儀の小規模化が進行し、葬儀単価は減少傾向で推移しています。
葬儀業界の新たな潮流
葬儀業界の新たな潮流としては、「家族葬や直送といった儀式の多様化による葬儀単価の低下」「大手葬儀社の営業エリア拡大と異業種からの業界参入による競争激化」「高齢化社会におけるインフラとしての葬儀社の役割」といった課題が顕在化しています。
関連リンク:事業等のリスク