経営方針
株主・投資家の皆様へ
株主の皆様には格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。
当中間連結会計期間におきましては、「新生ティアグループ」のスローガンのもと、中期経営計画を策定し4項目のテーマを設け8つの戦略を推進しております。新規出店の状況につきましては、直営は愛知県下に3店舗、埼玉県下に1店舗を開設し、八光殿が大阪府下に1店舗を開設いたしました。フランチャイズでは、3店舗を開設する一方、既存店2店舗を閉鎖いたしました。これにより当社グループによる会館数は合計208店舗となりました。
売上高におきましては、八光殿及び東海典礼の通年寄与による増収効果に加え、直営の既存店が堅調に推移し、また新たに開設した会館の稼働により葬儀売上高は増収となりました。さらに不動産関連・アフターサポート・霊園事業等のサービスを担うトータル・ライフ・デザイン関連の売上高も順調に拡大いたしました。
売上原価におきましては、固定費率は低下したものの商品原価率及び労務費率が上昇し、経費面では、前期に計上したM&Aにかかる一時的な費用等が減額となったものの、のれん償却費の通年計上、八光殿及び東海典礼の通年寄与に伴う経費等が増加いたしました。
この結果、当中間連結会計期間における売上高は115億89百万円(前年同期比26.8%増)となり、売上原価率は前年同期と比べ1.7ポイント上昇し、販売費及び一般管理費は前年同期比7.7%増となりました。これにより、営業利益は15億68百万円(同64.1%増)、経常利益では15億75百万円(同98.7%増)、親会社株主に帰属する中間純利益は10億17百万円(同95.8%増)となりました。
なお、中間配当金につきましては、10円とさせて頂きました。
次期の見通しとしましては、2025年5月9日に「業績予想の修正に関するお知らせ」を公表し、通期連結業績予想を修正いたしました。通期の売上高としましては、2024年11月14日に公表しました連結業績予想(以下 期初予想)に、上半期の増収分を見込む一方、下半期に既存会館2店舗の改修工事を予定しております。利益におきましては、期初予想に上半期の増益分を見込む一方、下半期に補正予算対応(営業促進の追加施策、人員計画の見直し、既存会館の修繕等)に伴う経費の増加を見込んでおります。
これにより、通期連結業績予想につきましては、売上高は220億円(前期比16.8%増)、営業利益は17億70百万円(同23.1%増)、経常利益では17億20百万円(同38.3%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は10億80百万円(同43.5%増)を予想しております。
今後も当社は顧客第一主義を根幹に「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。
2025年5月吉日
代表取締役社長
冨安 徳久
代表取締役社長
冨安 徳久