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経営方針

株主・投資家の皆様へ

株主の皆様には格別のご支援を賜り厚く御礼申し上げます。

 当連結会計年度におきましては、「新生ティア」のスローガンのもと、4項目のテーマを設け8つの戦略を推進しております。また、当社グループは、2023年11月20日付で大阪府八尾市を中心に葬儀会館を運営する「株式会社八光殿」及び関係会社、愛知県豊川市を中心に葬儀会館を運営する「株式会社東海典礼」及び関係会社をそれぞれ子会社化いたしました。これにより、第2四半期連結会計期間から中核葬儀社2社及び関係会社を連結業績の対象範囲とすると共に、上場会社グループとしての経営統合プロセスの推進及びシナジー効果を生み出すべく体制を構築しております。さらに、中核葬儀社2社を存続会社として関係会社の組織再編も行っております。
新規出店の状況につきましては、直営は三重県下に3店舗、愛知県下・東京都内にそれぞれ2店舗、千葉県下・埼玉県下にそれぞれ1店舗を開設する一方、東京都内で展開する葬儀相談サロン7店舗を閉鎖いたしました。フランチャイズでは、愛知県下、岐阜県下、富山県下にそれぞれ2店舗を開設し、八光殿と東海典礼でそれぞれ1店舗を開設する一方、「東海典礼 中央会館」を閉鎖いたしました。これにより当社グループによる会館数は合計202店舗となりました。
売上原価におきましては、固定費は増加したものの売上高の増収効果により負担割合が低下し、経費面では、新店稼働に伴う固定費の増加や、積極的な人材確保及び賃金制度改定による人件費、人事制度改革やM&Aに伴う支払手数料等が増加いたしました。
また、中核葬儀社2社及び関係会社の子会社化により、当第2四半期連結会計期間より連結業績の対象範囲とすると共に、上場会社グループとしての経営統合プロセスの推進及びシナジー効果を生み出すべく体制を構築しております。
売上原価におきましては、対象会社のグループ化により商品原価率及び労務費率が上昇し、販管費では対象会社のグループ化に加え、新店稼働に伴う固定費やM&Aに伴う支払手数料等が増加いたしました。
この結果、当連結会計年度における売上高は188億39百万円(前期比33.9%増)となり、売上原価率は前期と比べ1.5ポイント上昇し、販売費及び一般管理費は前期比29.4%増となりました。これにより、営業利益は14億38百万円(同26.7%増)、経常利益で12億43百万円(同9.8%増)となりました。親会社株主に帰属する当期純利益は法人税の負担率が増加し7億52百万円(同4.7%減)となりました。

次期の見通しとしましては、上高予想は直営の既存会館は前期並みを予想する一方、新店稼働に伴う増収効果を見込んでおります。フランチャイズ事業におきましては、新規クライアントの開発を積極的に行うと共に、会館向け物品販売の拡大を図ってまいります。また、トータル・ライフ・デザイン事業として不動産関連・霊園事業等の売上高、八光殿及び東海典礼の通年寄与による増収効果を見込んでおります。
売上原価率は、人事制度改定に伴う労務費率の上昇を見込み、販管費ではM&Aにかかる一時的な費用の減額を見込む一方、「新店稼働に伴う固定費の増加」「営業促進実施に伴う広告宣伝費」「賃金制度改定による人件費」「のれん償却費の通年計上」等を見込んでおります。
これにより、売上高は213億40百万円(前期比13.3%増)、営業利益は15億55百万円(同8.1%増)、経常利益では14億45百万円(同16.2%増)、親会社株主に帰属する当期純利益は7億85百万円(同4.3%増)を予想しております。

なお、配当予想につきましては、2025年9月期連結業績予想を勘案し、中間配当金10円、期末配当金10円の合計20円とする予定であります。


 今後も当社は顧客第一主義を根幹に「日本で一番『ありがとう』と言われる葬儀社」を目指してまいります。株主の皆様におかれましては、今後とも一層のご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 

2024年11月吉日
代表取締役社長
冨安 徳久



関連リンク:業績ハイライト中長期経営計画配当情報

代表取締役社長
冨安 徳久

 

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